シートカバーを付ける理由・雰囲気一新、掃除楽々、下取りアップ
車種専用シートカバー
以前は車のシートカバーというと、シートに掛けるようにして使うエプロンタイプのものが主流でした。しかし現在は、それぞれの車種専用に作られた、純正シートにかぶせるタイプのシートカバーが一般的です。現在、車種専用シートカバーは、ネットショップを中心に、オートパーツの量販店などでも販売されるようになりました。社外品のオートパーツは数多く、DIYで取り付けられる外装パーツや内装パーツも多く販売されていますが、この車種専用シートカバーもDIYで取り付けることが可能です。少々のコツは要りますが、各メーカーとも、なるべく取り付けやすいよう、工夫してデザインしているようです。
車種専用シートカバー装着の理由とメリット
車種専用シートカバーを装着することにより、愛車にグッドな多くのメリットが生まれます。シートカバーは見た目だけではなく、実用面でもとても大きな働きをしてくれます。車内の雰囲気一新・インテリアをグレードアップ
純正シートに車種専用に作られたシートカバーを装着することで、純正インテリアとはまったく違う雰囲気を演出することができます。純正インテリアは、それぞれの車種のイメージを表現する、車の重要な要素です。そのため各メーカーとも力を入れて作り込んでいます。しかし、同車種であってもベーシックなものとハイグレードなものでは大きく内装が異なることもあり、ベーシックグレードでは、少し物足りなさを感じるというドライバーも多いようです。シートは車内でももっとも目立つパーツです。二列、三列というシートの外観が変われば、インテリアの印象もガラッと変わるというものです。
車種専用シートカバーには、「レザー」や「PVC」などの素材が使われます。ベーシックグレードのシートの多くはファブリック製ですから、素材も当然、高級なものになります。
レザーが演出する味わいのインテリア
レザーは馴染むまで少し時間がかかるものの、フィット感は最高で、耐久性に定評があります。そのため、こすれに強いレザーは座面部分によく使用されます。適度なホールド感もあり、理想的なシートカバーの素材だと言えるでしょう。また、レザーの一番の魅力はテイストです。レザーは、使い込むほどに独特の味わいを醸し出します。そのため、それぞれのレザー製品には、それぞれが持つ「味な雰囲気」があるのです。もっとも一般的なPVCシートカバー
合成皮革のPVCは、シートカバーの素材としては、とても一般的なものです。一見、レザーのようですがやわらかく、純正シートにもぴったりとフィットします。レザーシートよりもカラーバリエーションが豊富なので、オーナーの好みのカラーを使用した、オリジナリティーあふれるインテリア作りをするのに最適な素材です。カラー選びで変える車内の雰囲気
レザー、PVCという素材の違いでも車内の雰囲気は変わりますが、色の違いは見た目にもっとも影響します。単色、ツートンカラーだけではなく、ステッチの色やパイピングの色を選べるシートカバーもあるので、そういった製品ならカスタムメイド感覚でカバーを作ることができます。インテリア作りを楽しむ
「車は足」だという人もいらっしゃると思いますが、車を自分好みにカスタマイズすることは楽しいものです。シートカバーがとても身近になったおかげで、これまでよりもグッとカスタマイズの幅は広がりました。フルオーダーメイドまではいきませんが、メーカーによってはステッチやパイピングカラーの選択肢が豊富で、その組み合わせは10万通りというラインアップもあるほどです。新車もしばらく乗ると、その純正インテリアに物足りなさを感じることは多いものです。内装の豪華なハイグレードモデルを買うという選択肢もありますが、設定価格が何十万円も高くなる場合もありますので、なかなか難しいですよね。車種専用シートカバーなら、数万円程度で愛車のインテリアをお好みのスタイルに変えることができます。
雑貨や家具を選ぶ感覚でシートカバーを選ぶ時代です。ゴージャス、カジュアル、スポーティー、自分好みのインテリア作りを楽しみましょう。
防水加工
レザーやPVC素材の車種専用シートカバーには、防水加工が施されています。そのため、飲み物をこぼしてしまってもシートに染み込むことはありません。ウエスなどで拭うだけでかんたんに拭き取ることができます。
難燃素材
車内で喫煙する方の中には、これまでにタバコの火でシートや内装材に穴や焦げ跡を作ってしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか？レザーやPVC素材の車種専用シートカバーの多くは難燃タイプです。そのため、うっかりシートにタバコの灰を落としても、穴が開いてしまうようなことはありません。安心です。シートに焦げ跡があると、それだけでも古びて見えてしまいます。
車内の掃除が楽々
レザーやPVC製のシートカバーを純正シートに装着することで、車内清掃が楽になります。釣りやキャンプなど、家族や仲間たちとアウトドアアクティビティを楽しむ方は、車内で飲食することも多いのではないでしょうか？防水加工と言うこともありますが、シートカバーは、純正シートとは違い、掃除がとても楽です。ウエスやウエットティッシュで拭き取るだけで車内をきれいに保つことができます。純正のファブリックシートの場合、掃除機を使ってクリーニングすることが多いと思います。また、ワンちゃんなどのペットが車に乗ることが多いご家庭なら、「ペットの毛」の掃除は大きな問題です。車種専用シートカバーなら、「ペットの毛」のお掃除も楽々です。
シートカバーの出番・下取りに出すなら
将来、車を下取りに出して新たな車に乗る予定なら、悪いことは言いません。シートカバーは必須です。新車購入→下取り→新車に乗り換え
このサイクルで車を乗り継いでいる方は多いと思います。下取りに出すなら、外装も内装も、できるだけきれいな状態に保つこと。これが高額査定につながります。日本車は、日本の中古市場はもとより、世界の市場でも多くの引き合いがあります。できるだけ愛車をきれいな状態に保つために、新車購入時にシートカバーを取り付けるといいでしょう。
車は動かしてなんぼですから、乗っている内にどうしても汚れてしまいます。しかし、最初からシートカバーを装着しておけば、純正のシートが汚れることはありません。シートカバーには通気性も備わっていますので、通常の使い方で内部が蒸れるということはありません。
車にシートカバーを付ける理由とメリット
車種専用シートカバーは、それぞれの車の純正シートに合うように設計されたシートカバーです。車内を、部屋の模様替えをするように、がらりと雰囲気を変えることも可能です。現在、多くのメーカーから、さまざまなキャラクターを持った製品が販売されているので、自分好みのインテリアを作ることができます。車種専用シートカバーには、インテリアをきれいに保ち、掃除を楽にするというメリットもあります。インテリアをきれいに保つことで、将来の下取りに備えることもできます。
シートカバーで車の雰囲気を一新